京都芸術大学/志望理由
「演じる」と「つくる」両方を学び、自分にしかできない表現を目指す
※掲載内容は取材時のものです
興味を持ったきっかけ
演技に興味を持ったきっかけは、観てくれた人の感情が動く瞬間に立ち会ったことです。私は3歳の頃から親のすすめで事務所に所属し、舞台に立ったりレッスンに通ったりしていました。最初は「通うのがめんどくさい」と思うこともあり、演技は“日常の一部”でしかありませんでした。
しかし、小学校高学年の頃に、お客さんが舞台を観て笑ったり涙を浮かべたりする姿を目の前で見たとき「自分の演じた表現で人の感情が変わるんだ」と強く感じました。その瞬間から、演じることが“義務”ではなく“楽しい”ものに変わりました。高校生の頃には「もっと本格的に学びたい」と思うようになり、演技の道を進むことを決めました。
この大学を選んだ理由
俳優コースでは、1年生で演技だけでなく、音響や照明など、裏方を含め映画をつくる全ての工程を学べるという所が決め手になりました。良い俳優になるには、演者として以外の視点も必要だと考えていた僕にとってはぴったりの場所だと感じました。
実際に学び始めてみると、演じることの奥深さはもちろん、作品を支えるスタッフの工夫やチーム全体でひとつの世界をつくり上げる面白さを実感しました。カメラ前での表現や、編集によって生まれる映像ならではの演技の魅力にも気づき、視野が一気に広がりました。今は「演じる」と「つくる」両方の立場を理解しながら、自分にしかできない表現を見つけていくことが目標です。
社会との関わり
映画学科 俳優コースでは、学生が短編映画を企画し、学外で撮影することも多くあります。撮影場所の許可を取ったり、地域の方々にどんなシーンを撮影するのか説明したりするのは、すべて学生自身。最初はとても緊張しましたが、自分の言葉で丁寧に伝えることで協力していただけるようになり、撮影がスムーズに進みました。この経験を通して、作品づくりはカメラの前で演じることだけではなく、人との関わりやコミュニケーションによって成り立っていることを実感しました。
現場で身についた「伝える力」や「関わる姿勢」は、俳優としてだけでなく、どんな仕事にもつながる大切な力だと思っています。