奈良大学/先輩の学生生活体験記
国文学科で万葉集・和歌を学び、自分だけの説を考える
※学年は取材時点のものです
高校時代の様子
高校生活最後の文化祭で、友人とバンドを組んで演奏したことが思い出です。私が通っていた高校は進学校ということで毎日勉強に励み、時に苦しいこともある日々でしたが、音楽を通して仲間と共に楽しむことができました。
勉強面では、得意・不得意科目に限らず、分からないところは自分で解決するのではなく、先生に質問をするという形を取っていました。私は数学などの理系科目が苦手で、授業だけでは理解が進まなかったのですが、放課後に対面で先生に教えていただくようにすると、授業に理解が追いつくようになりました。
大学で頑張っている「学び」
鈴木喬先生(上代文学)のゼミでは万葉集や古事記などの上代文学、穴井潤先生(中古・中世文学)のゼミでは中世文学や和歌を学んでいます。高校まではどちらも古典という扱いでしたが、時代によって歌の書き方や表現が異なるという点が興味深いです。どの時代のものでも歌の解釈には正解がないため、研究者の説を読んでも全て納得ができるものとなっており、考えがいがあります。今までは研究の立てた説に賛成することが多かったのですが、自分だけの説を作って「なぜそうであると考えたのか」を説明できるようになることが目標です。
後輩へのアドバイス
周囲の人からの圧力もあると思いますが、進学した先で学び、頑張るのは周囲の人ではなく自分です。自分のやりたいことや興味のあること、学びたいことを大切にしてください。周囲は周囲、自分は自分と割り切りましょう。そして、志望校を決めていても入学してみると、どこか自分には合わない雰囲気だったということがあります。取り返しのつかないことになってからでは遅いので、興味のある大学には実際に行ってみても良いと思います。後悔のないよう、慎重に選びましょう!
豊かな歴史と文化が共存する、恵まれた研究環境
奈良大学は奈良市北西部の住宅・商業地区内に位置しています。主な施設は次の通りです。
【図書館】約60万冊を所蔵、うち15万冊以上は考古学関連資料。ほぼ全ての図書を手に取って閲覧できることも特徴の一つ。平安時代の仁王像を常設。
【博物館】約5000点の美術・考古・歴史を収蔵し、学芸員の授業でも使用。
【臨床心理センター】心理学系大学院生の実習でも使用。
【考古学実習室、保存科学実習室】文化財を実践的に学べる資料、器材がそろう。
【令和館】通常授業のほか、自習利用にも便利な施設。平安時代の四天王像を常設。
キャンパス周辺には平城宮跡や奈良文化財研究所、東大寺、春日大社、奈良国立博物館のほか、寺院・古墳・遺跡が多数点在するなど立地にも恵まれています。
また、全6学科において学外調査を重視しており、文学、歴史、地理、考古学、心理、地域、防災などテーマは様々で、前述の世界遺産、史跡でも調査を行います。
さらに、人文科学と社会科学の広いジャンルをカバーする教授陣の顔ぶれも、奈良大学の魅力の一つです。
奈良大学でしか得られない「学び」をぜひ一緒に体験してみませんか。